白猫がなくころに

来る者拒んで去る者叩く

夏が来ると蟹郎を思い出す。

夏が来ると蟹を思い出す。

僕が小学生のころ、家に蟹がやってきた。

めっちゃでかいやつ。

僕は恐る恐るその蟹を捕まえて、金魚を飼っていた水槽に蟹を入れた。

僕はその蟹に蟹郎と名前を付けた。

蟹郎にはちくわを餌にあげていた。

あげていいのかわからないけど。

2週間ほど経ったある日、蟹郎は水槽からいなくなっていた。

 

また弟が逃がしたのかはたまた野良猫が蟹を連れ去ったのか...

僕にはわからない。

でかかったなぁ